2020〜2021年度第2620地区ガバナー挨拶

荻原 英生
静岡RC
〜ロータリーの心と本質を理解し
機会の扉を開こう〜



 2020年1月20日米国サンディエゴ国際協議会に於いて、ドイツ、ロウエンブルグ、ミュルンRCホルガー・クナークRI会長エレクトは、「ロータリーとは、クラブに入会するというだけでなく、無限の世界への招待であり、ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや、一本の植樹まで、奉仕(Service )する機会への扉を開いてくれます、私たちの中核的価値観を基に世界中の仲間たちと共により豊かで意義ある人生への機会への扉を開いてくれます」「友情と人脈づくりの機会、社会貢献の機会、話し合いの機会、自分自身の機会、ネットワークを強化する機会、創造する機会、成果を見る機会等々、全ての機会への扉を勇気を持って今こそ開く時である」と言って2020〜21 年度RIテーマが発表されました。
「ロータリーは機会の扉を開く」Rotary Opens Opportunities です。 私は国際協議会に出席しこの発表に直に立ち会うことができ、大変感動いたしました。
「いまや国際ロータリーは、世界有数の国際人道支援団体である」と自ら公言しています。人道的支援を受ける側は必然的に増加しますが、一方で人道的支援をする側では、次第に底がつき先細りとなりやがてその数は減少して行きます。
この10年間で発展途上国では10万人のロータリアンが増加し、反対に先進国では10万人のロータリアンが減少しました、このままでは供給側の人数減少により、十分な支援が困難になるでしょう。過去10年間で日本のロータリアンは約3万人強減少しました。 増強は最大の社会貢献である等、良いアイデアを皆様と共に考えていきたいと思います。
ロータリーは慈善団体ではありません、ロータリーは親睦とServiceとHelpful Activity (役に立つ行為)を以って人間活動の根本観念にしたいという運動です。
私はロータリーの心、原点に戻って、私達のクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕等「すべての活動の機会について」もう一度考える時が来ていると思います。
ロータリーの心と本質を理解しよう、ビジョンを掲げて導こう、若い世代によるロータリーへの参加を考えよう、革新的なクラブのモデルを考えよう、世界でよいことをしよう、 財団のインパクトを高めよう、クラブでの役割と財務的役割を理解しよう、前向きで安全な文化をつくろう、ロータリーを成長させ、ロータリーを推進しよう、適応力を身につけて変化を恐れず導こう
以上のことを念頭に2020〜21年度の行動に向けた戦略的計画をしっかり立てて下さい。
今年度地区のターゲットは「ロータリーの心と本質を理解し、機会の扉を開こう」です。